皆さんは電話と取ったり掛けたりは、得意ですか?
めっちゃ苦手…電話が鳴るとドキドキします…
「電話が苦手」には3パターンある
電話が苦手な人は、電話で話すことに不安や緊張を感じます。
その原因としては、声だけの情報になることで、相手の反応を正確に把握できないことや、通話中に緊張してしまうなどです。また、電話の内容が簡単なものではなく、不慣れな業務だったりする場合、その内容に対するプレッシャーを感じる場合も「電話が苦手だな」という感情に集約されてしまいます。
電話が苦手、には次の3種類があると思っています。
①とにかく電話を受けることが苦手
②要件があるが電話をかけたくない(メールならできる)
③電話でセールスする、など架電が苦手
①とにかく電話を受けることが苦手
①の場合は、名前と要件が聞き取れなかったり、聞き返すことができなくて誰だかわからいまま電話を終えてしまったことなどに対するトラウマなども関係してそうです。事務職であろうと営業職であろうと、入社してまず受電から始まる、ということがあります。そこで上手くいかず、「電話をとることもできないの?」などと言われた経験があるのかもしれません。また、脳の特性上、「電話を聞きながらメモを取ることができない」という人が一定数いるようです。この場合努力などではどうしようもないので、工夫が必要になってきます。また、発達障害の中には「電話を受けながらメモができない」という症状があります。それは「何かをしながら違う動作が難しい」という特性に由来するようです。そういった方は努力してもできるようにはなりませんので職場へ配慮を求める必要がありそうです。
②要件があるが電話をかけたくない(メールならできる)
②の場合は電話で話す内容や質問事項を事前にメモしておくことで、電話をかけた時にもたもたしたらどうしよう、という気持ちから不安になっていることが多いようです。
その場合、電話で話す内容や質問事項を事前にメモしておくことで、話す内容がまとまりやすくなっていいでしょう。
会話が進むにつれて、あんなことを聞かれたらどうしよう、ちゃんと答えられるかな、という不安があるんだと思います。なので過剰なまでに準備をして挑みましょう。また、一度の電話で要件の全てを終えることに腐心せず、「わからないことがあればまたお伺いしてよろしいですか?」と一言添えるだけで「この電話で完結しなくてもいいんだ」という気持ちになれ、かなり気持ちが楽になるでしょう。
③電話でセールスする、など架電が苦手
③の架電、主に電話営業はとにかくメンタルの強さが要求されます。一日100件のリストをかけまくる、というような仕事もあります。受電に比べて覚えることが少ない(こちらが売りたいサービス内容だけを覚えればいい)ので、とっつきやすい業務でもあります。
最近よくクラウドワークスやママワークスなどに在宅での架電スタッフの募集がありますが、これは断られたり、電話を切られたりすることに対して強い不安や不快感を感じるようなタイプは避けた方がいいかもしれません。この仕事の良いところは、「売り切り(電話で商談を完結させる)」をしない営業電話だということです。アポイントが取れたら営業担当に回し、営業担当が訪問する、というパターンです。つまり、電話をするときに多くの知識を必要としません。ですから仕事についたその日から仕事ができます。
とはいえ「とにかく電話が怖い」場合は?
とにかく電話が怖い、という人はどうするか?
練習する
電話をかけることで慣れることができます。最初は身近な人にかけて練習してみることから始めてみましょう。
笑顔で話す
電話で話すときは、相手が表情を見ることができないため、声のトーンや表現で感情を伝えることが重要です。笑顔で話すことで、自然なトーンで話すことができます。
相手の反応を確認する
相手が話していることを正確に理解し、質問や返答をすることが重要です。相手の反応を確認することで、話の進み具合を確認することができます。
経験を積む
繰り返し電話をかけることで、電話でのコミュニケーションに慣れることができます。少しずつ慣れていくことで、「電話が苦手」という感覚(思い込みに近い感覚)を克服することができます。
まとめ
「自分が苦手だと思っていること」はそんなに簡単には克服できないものです。完全に克服はできなくても、取り組み次第で気持ちを軽くすることはできそうかなあと思います。「上手くいかなかった」「焦って喋りすぎてしまった」などは電話をかけたからこそ出てきた反省ですよね。一歩進んだだけでも評価されるべきこと!
焦らず自分のペースで取り組むことが大切です。
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